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泌尿器科・腎臓内科
北仙台ゆう腎泌尿器クリニック
宮城県仙台市青葉区昭和町5-46
大野ビル1F
TEL:決まり次第お知らせします

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排尿時痛がある

排尿時に痛い(排尿痛)とは?

「おしっこをすると痛い」「尿道の先がヒリヒリする」こうした症状を排尿痛(はいにょうつう)といいます。

排尿痛は、膀胱・尿道・前立腺などの感染症や炎症が原因で起こることが多く、中には治療を急ぐ病気もあります。

排尿痛を起こす主な病気

① 急性膀胱炎(最も多い:特に女性)

女性に非常に多い病気です。

● 主な症状

  • 排尿時の痛み(特に終わりごろ)
  • 頻尿(尿が近い)
  • 血尿(尿に血が混じる)
  • 下腹部の違和感

尿道から膀胱へ細菌が侵入して起こり、尿検査で白血球・細菌が見られます。

→ 抗生剤治療で数日以内に治ることが多いです。

※高熱・強い背中の痛みがある場合

腎盂腎炎(じんうじんえん)の可能性があり、重症化するため早期受診が必要です。

② 前立腺炎(男性に多い)

男性の排尿痛では前立腺炎が代表的です。

● 種類

  • 細菌性前立腺炎:急激な発熱・倦怠感・排尿痛
  • 非細菌性前立腺炎(慢性骨盤痛症候群):原因不明の慢性炎症

● 症状

  • 排尿痛
  • 頻尿・残尿感
  • 会陰部(陰嚢と肛門の間)の痛み
  • 下腹部の不快感
  • 長時間座ると悪化する

慢性化しやすく、ストレス・デスクワーク・運転の刺激で悪化することがあります。

③ 尿道炎(クラミジア・淋菌など)

特に若い男性で多い、性感染症(STI)が原因。

● 特徴

  • 排尿の「出始め」が痛い
  • 尿道の先が赤い・腫れる
  • 白色〜黄色の膿が出る
  • かゆみ・違和感
  • 尿が濁る(膿尿)

女性は症状が軽く、気づかないうちに感染が広がることもあります。

※放置すると尿道狭窄(尿道が細くなる病気)になり、将来の排尿障害の原因になります。

④ その他の原因(放置は危険)

  • 尿道結石:突然の強い痛み、血尿
  • 間質性膀胱炎:長期間続く頻尿と膀胱痛
  • 膀胱がん・尿道がん:まれだが重要
  • 薬剤・化学物質の刺激

長期間治らない排尿痛は、必ず泌尿器科の精密検査が必要です。

排尿痛があるときの受診の目安

次のような場合はすぐに受診してください。

  • 排尿時の痛みが強い
  • 発熱をともなう
  • 血尿がある
  • 下腹部・背中の痛みがある
  • 膿が出る
  • 1週間以上続く排尿痛
  • 性交渉後に症状が出た
  • 男性の排尿痛(原因が多様で重症化しやすい)

医療機関で行う主な検査

  • 尿検査(白血球・細菌・血尿の確認)
  • 超音波検査(膀胱・尿管・腎臓)
  • 尿培養(菌の種類を特定)
  • 性感染症検査(クラミジア・淋菌など)
  • 前立腺の圧痛・腫れの確認

医師からのメッセージ

排尿痛は、多くの場合治療で良くなります。
しかし、「自然に治るだろう」と放置すると、

  • 腎盂腎炎
  • 慢性前立腺炎
  • 尿道狭窄
  • 性感染症の広がり

など、重症化することがあります。

痛みを感じたら、早めの受診が一番の近道です。

残尿感がある

残尿(排尿後に尿が残る)

排尿した後も膀胱に尿が残る状態です。
残尿が多いと、「膀胱の空き容量」が減るため頻尿になります。

主な原因

  • 前立腺肥大症による排尿障害
  • 糖尿病
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 子宮がん・直腸がん術後の神経障害

尿の切れが悪い

排尿(困難)症状とは?

排尿に関わる症状は、大きく「排尿症状」「蓄尿(ちくにょう)症状」「排尿後症状」の3つに分けられます。

① 排尿症状(尿を出すときの症状)

尿をうまく出せないことで起こる症状です。

  • 尿が出にくい
  • 尿の勢いが弱い
  • お腹に力を入れないと出ない
  • 尿が途切れる

② 蓄尿症状(尿をためるときの症状)

膀胱に尿をためる機能がうまく働かないと起こります。

  • トイレが近い(頻尿)
  • 夜中に何度も起きてトイレに行く(夜間頻尿)
  • 尿がもれてしまう(尿失禁)

③ 排尿後症状(排尿した後の症状)

排尿症状の原因

排尿困難は主に「通過障害」「膀胱収縮障害」のどちらか(ときに両方)が原因です。


■ 通過障害(尿の出口が狭くなる)

膀胱から尿道への通り道が狭くなることで起きます。
最も多い原因は前立腺肥大症(男性)です。

● 前立腺肥大症とは?

前立腺は膀胱の出口にあり、尿道を取り囲んでいます。
加齢とともに前立腺が大きくなると尿道を圧迫し、以下のような症状が出ます:

  • 尿が出にくい
  • 尿の勢いが弱い
  • 頻尿・夜間頻尿
  • 残尿感
  • 尿がポタポタ残る

70代男性では10人に1人以上が前立腺肥大症と診断されています。

■ 膀胱収縮障害(膀胱がうまく動けない)

膀胱を収縮させる神経が障害されると、うまく尿を出せなくなります。

代表的な原因

  • 糖尿病による神経障害(膀胱の神経もダメージ)
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 子宮がん・直腸がん手術後の神経損傷
  • 加齢による膀胱の老化
  • メタボリック症候群による膀胱の血流低下

症状

  • 尿が出しにくい
  • 自分の力だけではうまく出しきれない
  • 頻尿・残尿感

対処・受診の目安

排尿症状は、男女問わず起こるとても一般的な症状です。
ただし原因はさまざまで、自分で判断するのは難しいため、以下の場合は受診をおすすめします:

  • 生活に支障がある
  • 頻尿・夜間頻尿がつらい
  • 尿が出にくい
  • 排尿後にスッキリしない
  • 尿が漏れる
  • 急に症状が悪化した
  • 血尿がある

泌尿器科では、原因を調べた上で、薬物治療・行動療法・生活指導など、症状に合わせた治療が受けられます。

男性は「前立腺がんの検査(PSA)」も重要

排尿困難がある男性では、前立腺がんのチェック(血液検査PSA)も行うことが推奨されます。

前立腺がんは早期であれば治療の選択肢が多く、負担の少ない治療が可能です。

医師からのメッセージ

排尿の悩みは「歳のせい」と思われがちですが、多くは原因があり、治療できる症状です。
困ったときは早めにご相談ください。
あなたの生活の質を大きく改善できる可能性があります。

おしっこの回数が多い・夜中に何度もおしっこで起きる(夜間頻尿)

頻尿(ひんにょう)とは?

「トイレが近い」「尿の回数が多い」という状態を頻尿といいます。
一般的には、朝起きてから寝るまでの排尿回数が8回以上の場合に頻尿とされます。

ただし、人によって水分摂取量や体質は異なるため、8回未満でも“多いと感じれば頻尿”です。

頻尿の原因はさまざま

頻尿には多くの原因があります。主に次の6つに分類できます。

過活動膀胱(最も多い原因)

膀胱が勝手に収縮してしまい、十分に尿がたまっていなくても急にトイレに行きたくなる病気です。

特徴

  • 尿意切迫感(急に強い尿意が来る)
  • 何度もトイレに行く
  • 間に合わず尿がもれることも(切迫性尿失禁)
  • 1回の尿量は少ない

原因

  • 加齢
  • 脳卒中・パーキンソン病など神経の病気
  • 前立腺肥大症による排尿障害
  • 原因不明の場合も多い

日本には1000万人以上の患者さんがいる非常に一般的な病気です。

多尿(尿量そのものが多い)

膀胱の問題ではなく、1日の尿量そのものが増えるタイプです。

原因

  • 糖尿病
  • 水分の多飲
  • 利尿剤などの薬
  • 内分泌疾患

この場合は1回の尿量は多いのが特徴です。

尿路感染・炎症

膀胱炎・前立腺炎などの感染症で頻尿になります。

特徴

  • 排尿時の痛み
  • 発熱
  • 膀胱の強い違和感
  • 膀胱炎は女性に多い
  • 間質性膀胱炎(原因不明の慢性炎症)では長期的な頻尿が続く

腫瘍(まれだが重要)

頻尿はまれに膀胱がんの初期症状として現れることがあります。
特に以下の人は注意が必要です:

  • 喫煙歴がある
  • 血尿を伴う
  • 頻尿とともに排尿痛がない

心因性(精神的な原因)

泌尿器の異常がなくても、「トイレが気になる → 何度も行ってしまう」という状態です。

特徴

  • 夜間は頻尿にならない
  • 朝の初回尿は十分量がある
  • 緊張・環境の変化で悪化

頻尿の対処方法

原因ごとに対処方法が異なるため、まず自分の頻尿がどのタイプか把握することが大切です。

1)排尿日誌をつける(非常に有用)

3日ほど、次を記録します:

  • 排尿した時間
  • その量(できれば)
  • 水分を飲んだ量
  • 夜間の排尿回数

これだけで多尿なのか、過活動膀胱なのか、残尿タイプなのかがかなり分かります。

2)水分をとりすぎていないか確認

水分量が多すぎる場合は、まず調整することで改善することがあります。


3)泌尿器科の受診を検討

以下のような場合は、専門医への受診がおすすめです:

  • 明らかな原因が分からない
  • 夜間頻尿がある
  • 痛み・血尿・発熱を伴う
  • 糖尿病や神経疾患がある
  • 生活に支障が出ている

泌尿器科では、尿検査、残尿測定、超音波検査などを行い、原因に応じた治療を行います。

医師からのメッセージ

頻尿は「ただ年のせい」ではありません。
原因を調べることで、治療できるものが多くあります。

  • 過活動膀胱は改善できる
  • 結石や感染症は治療で治る
  • 腫瘍は早期発見が重要
  • 心因性は行動療法で改善

まずは排尿日誌をつけてみて、困ったときはいつでもご相談ください。

トイレまで間に合わずおしっこが漏れる

尿失禁(にょうしっきん)とは?

自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまう状態を「尿失禁」といいます。
40歳以上の女性の4割以上が経験していると言われ、実際はとても多い悩みです。

しかし、恥ずかしさから我慢してしまう方も多く、適切な治療を受けていないケースが非常に多いのが現状です。

尿失禁には原因に応じた治療がありますので、つらい場合はぜひ泌尿器科へご相談ください。

急に強い尿意が来て我慢できずに漏れるタイプ。

  • 「トイレが近い」「間に合わない」「急に走り出す」など
  • 原因:膀胱が勝手に収縮する「過活動膀胱」
  • 男性:前立腺肥大症
  • 女性:子宮脱・膀胱瘤など骨盤臓器脱が背景にあることも

※原因が不明でも起こることが多い

尿失禁の検査(つらくない検査が中心)

尿失禁の原因を正確に調べるために、次のような検査を行います。

● ① 問診・診察
症状の種類・頻度を確認します。

● ② 排尿日誌
3日間、排尿量・時間・漏れの有無を記録。
どのタイプの尿失禁かが明確になる

● ③ 尿検査
膀胱炎などの感染症の有無をチェック。

● ④ 残尿量の測定(エコー)
排尿後にどれくらい尿が残っているか確認。

必要に応じて以下も行います:

  • 内診台での診察(骨盤臓器脱の評価)
  • チェーン膀胱造影(腹圧性尿失禁の診断)
  • パッドテスト(漏れる量の測定)
  • 尿流動態検査(膀胱の動きの詳細評価)
  • 膀胱鏡(膀胱内の観察)
  • 脳・脊髄の画像検査(神経性の疑いがある場合)

尿失禁の治療

切迫性尿失禁の治療

● 薬物療法

  • 抗コリン薬
  • β3作動薬

いずれも膀胱の過敏さを抑えて尿意切迫を改善。

● 行動療法

  • 飲水調整
  • トイレを少し我慢する膀胱訓練
  • 骨盤底筋訓練の併用

溢流性尿失禁の治療

原因となる排尿障害の治療が中心です。

  • 前立腺肥大症 → 薬物治療 / 手術
  • 神経障害 → 原因疾患の治療
  • 大量の残尿 → 尿道カテーテルや自己導尿が必要なことも

医師からのメッセージ

尿失禁は命に関わる病気ではありませんが、生活の質(QOL)を大きく低下させる病気です。
そして、必ず治療があります。

「恥ずかしいから…」
「年齢のせいだから…」
と我慢する必要はありません。

尿漏れが気になってきたら、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたに合った最適な治療を一緒に考えます。

咳やくしゃみをするとおしっこが漏れる

腹圧性尿失禁(最も多いタイプ)

咳・くしゃみ・走る・ジャンプ・重い物を持つと漏れるタイプ。

  • 日本だけでも、週1回以上経験する女性は500万人以上
  • 原因は骨盤底筋のゆるみ(出産・加齢など)
  • 喘息、便秘による強いいきみ、重労働も悪化要因

※女性の尿失禁で最も頻度が高い

腹圧性尿失禁の治療

● 骨盤底筋訓練(最初に行う基本治療)
骨盤底筋(尿道を支える筋肉)を鍛えることで、尿漏れを改善・予防できます。

● 体重管理(肥満の改善)
急激に太った場合、減量が非常に有効。

● 手術(改善が不十分な場合)

  • TVT手術(スリング手術)
  • TOT手術
    小さなメッシュテープで尿道を支え、
    体への負担が少なく成功率が高い 治療です。

尿に血が混ざる

血尿の原因になる病気

血尿はさまざまな病気で起こります:

● 腫瘍(命に関わるものを含む)

  • 膀胱がん(顕微鏡的血尿で見つかる悪性腫瘍の中で最も多い)
  • 腎がん
  • 尿管がん
  • 腎盂がん
  • 前立腺がん

● 尿路結石

  • 多くの症例で顕微鏡的血尿を伴う

● 膀胱炎・腎盂腎炎などの感染症

  • 膿尿・血尿を伴うことがある
  • 女性に多い

● 腎臓の内科的な病気(糸球体疾患)

  • 糸球体に炎症などが起きると血尿+蛋白尿が出る
  • 尿蛋白の有無は重要なサイン

● 血管の異常(まれ)

  • 腎盂穿通動脈瘤など

血尿が見つかったら受ける検査

血尿を指摘されたら、まず泌尿器科の受診がおすすめです。
典型的な検査の流れは以下の通りです:

① 尿検査

  • 血液の量、膿尿、蛋白尿の有無を確認

② 超音波検査(まず行う)

  • 痛みなしでできる
  • 腎臓・膀胱・結石・腫瘍の有無を確認できる
    → 非常に有用な検査

③ CT / MRI

  • 必要に応じて、腫瘍・結石をより詳しく評価

④ 膀胱鏡検査

  • 細い柔らかいカメラで膀胱の中を観察
  • 喫煙者 × 肉眼的血尿の場合は特に重要

⑤ 尿細胞診

  • 尿の中にがん細胞が混じっていないか調べる

こんな場合は特に注意

  • 肉眼的血尿(見てわかる血尿)は、がんを含む重大疾患の可能性が高い
  • 喫煙者の血尿は膀胱がんリスクが高い
  • 血尿+蛋白尿は腎臓の病気のサイン
  • 痛みのある血尿 → 結石や感染症が多い
  • 痛みのない血尿 → がんの可能性も考える

医師からのメッセージ

血尿は、体が発する「早期発見のチャンス」です。

  • 痛みがないから大丈夫
  • 一度だけだから大丈夫

という判断は危険です。

早く見つければ、負担の少ない治療で済む病気ばかりです。
尿の色に「あれ?」と思ったら、まずは尿検査を受けましょう。

尿に泡が出るようになった(腎臓)

「最近、尿に泡が増えた」「足がむくむ」――それ、腎臓からのサインかもしれません。

尿に泡が増える(蛋白尿のサイン)

尿に泡が立ちやすい・なかなか消えない場合、尿の中にタンパク(尿蛋白)が漏れていることがあります。
腎臓の「ろ過フィルター」が傷んだときに起こる重要な異常で、慢性腎臓病(CKD)の初期サインになることもあります。

特徴

  • 健診で「蛋白尿」を指摘された
  • 最近、尿の泡立ちが気になる

こんなときは腎臓のチェックをおすすめします。

体がむくんできた(腎臓)

むくみ(腎臓が水分を調整できていないサイン)

腎臓の働きが低下すると余分な水分を排出できず、体に水がたまりやすくなります。

特徴

  • 足首から両側にむくみ
  • 指で押すと跡が残る(圧痕)
  • 短期間で体重が2〜3kg増える

むくみが強くなると、肺や心臓に水がたまり息苦しさ・心不全につながることもあります。
※心臓・甲状腺・静脈・リンパの異常でもむくみは出ます。原因の見極めが重要です。

腎臓が弱ったときに現れやすいその他の症状

1)尿量の変化・夜間頻尿

腎機能が落ちてくると、まず“尿を濃くする力”が弱まり、薄い尿が多く出ます。

  • 日中8回以上、夜間2回以上 → 頻尿の可能性
  • 夜中に2回以上起きる → 腎臓からのサインのことも

ただし、過活動膀胱・前立腺肥大症・糖尿病・水分過多などでも起こるため、腎臓のチェックが必要です。


2)だるさ(全身倦怠感)

腎機能がかなり落ちた段階で出やすい症状で、「とにかく疲れる」「休んでもだるい」などが特徴です。

原因

  • 尿毒素の蓄積
  • 電解質の乱れ
  • 貧血

この症状が出るころには進行していることもあります。


3)貧血(腎性貧血)

腎臓は赤血球を作るホルモン(エリスロポエチン)を出しています。
腎機能が低下するとホルモン不足となり貧血が進行します。

症状

  • 動悸・息切れ
  • めまい
  • 強いだるさ

貧血を放置すると心臓にも負担がかかるため治療が必要です。


4)かゆみ

発疹がないのに全身がかゆい場合、腎臓の働きが大きく落ちている可能性があります。
透析患者さんの約半数が感じると言われ、皮膚の乾燥や老廃物蓄積が関与します。

こんな症状があれば、腎臓のチェックを

  • 尿に泡が増えた
  • 健診で蛋白尿・血尿を指摘された
  • 足や顔がむくむ、短期間で体重が増えた
  • 夜間に2回以上トイレに行く
  • だるさが長引く
  • 貧血を指摘されている
  • 全身のかゆみが続く

腎臓は「沈黙の臓器」で、症状が出たときには進行していることも少なくありません。

医師からのメッセージ

腎臓の病気は早期で気づくほど治療の選択肢が増え、進行を防ぐことができます。
「年のせい」「疲れのせい」ではなく、気になる症状があれば一度ご相談ください。
尿検査や血液検査、エコー検査で、腎臓の状態を詳しく確認できます。

こどものおねしょが治らない

「まだ治らないおねしょ…それには理由があります。」

夜尿症(おねしょ)とは?

夜尿症(おねしょ)は、5歳を過ぎても月1回以上、睡眠中に無意識に尿をしてしまう状態です。
日本では小学生の5〜10%が経験しており、珍しいことではありません。

おねしょは「甘え」や「怠け」ではありません

夜尿症の原因はさまざまです:

原因内容
尿を濃くするホルモン(ADH)が夜に出にくい夜間の尿量が多くなる
膀胱が小さい or 夜間の膀胱が安定しない尿をためられない
寝ている時に尿意で起きられない覚醒障害
便秘・睡眠障害・ストレス補助的な要因になることも

親御さんができること(生活習慣)

対策具体例
水分の調整就寝3時間前から飲みすぎない
夕食の塩分を控える塩分を減らすと夜間尿量も減る
寝る前に必ずトイレへ習慣化が大事
便秘がある場合は改善を膀胱が圧迫されやすくなる

治療法(希望に応じて医師が判断)

方法内容
アラーム療法寝ている間に濡れると音が鳴り、起きる訓練になる。一番効果的
内服薬(デスモプレシン)夜の尿量を減らす(遠足・合宿の時のみ使用も可)
抗コリン薬膀胱の過活動がある場合

親御さんへのメッセージ

  • 叱らない・責めないことが最も大切です
  • 遺伝的な影響もあり、お父さん・お母さんも子どもの頃そうだったケースも多くありますが、ほとんどの子は成長と治療で自然に治っていきます。
  • おねしょが長引くとこどもの自尊心に影響が出るとの報告もあるため、心配なら一度ご相談ください。